日田市は、北部九州のほぼ中央に位置し、周囲を阿蘇・くじゅう山系や英彦山系の美しい山々に囲まれ、今なお多くの自然が残る地です。また、江戸時代、幕府の直轄地・天領であり、九州の政治・経済・文化の中心として栄え、現在も、当時の建物や町並みを垣間見ることができます。
日田の春の風物詩と言えば、天領の優雅な面影を今に伝える「天領日田おひなまつり」。天領時代の豪商たちが京や大阪で買い求めた、豪華絢爛なひな人形やひな道具が、市内約20カ所でお披露目されます。特に、多くの見物客で賑わう観光スポットを2カ所紹介します。
?【廣瀬資料館】
江戸時代の儒学者・廣瀬淡窓の生家であり、江戸後期のひな人形、ひな道具、天秤、古文書などを展示しています。
?【草野本家】
十畳二間に178体のひな人形がずらりと並ぶ国指定重要文化財であり、最上段の白木造りの御殿飾りは圧巻です。
天領日田おひなまつり開催期間中は、「豆田ながしびな」や「着物の着付け」もありますので、体験してみてはいかがでしょうか。
歴史薫る日田市に是非お越しになってください。
【天領日田おひなまつり】
○開催場所:日田市豆田町、隈町、天瀬町 他
○開催期間:2月15日(水)〜3月31日(土)
【豆田ながしびな】
○開催場所:桂林荘公園
○開催日時:3月4日(日) 10:00〜14:00
※先着1,000名
【着物の着付け】
○着付け場所:西国ロマン館
(日田信用金庫豆田支店前)
○開催日時: 3月の毎週日曜日 10:00〜15:00
※料金 着物持参の方無料・着物の貸出の場合はク
リーニング代として1,000円必要
●問い合わせ先:社団法人日田市観光協会
0973-22-2036
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天領日田おひな祭り
草野本家
豆田町
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