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[職 Vol.34] 大分市 / 「Atelier703(アトリエナオミ)」橋本尚美さん」

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大分市

「Atelier703(アトリエナオミ)」橋本尚美さん

Vol.34
今回は、「Atelier703(アトリエナオミ)」の橋本尚美さんをご紹介します。

「陶芸教室に行ってみない?」。アルバイト仲間の一言が、橋本さんの人生を大きく変えました。当時、やきもの作りを生業にするとは、想像もしていなかったそうです。そこから陶芸の魅力に憑かれ、京都造形芸術大学美術科陶芸コースに入学したのは30才代半ば。
仕事と学生生活を両立させた4年間は、「睡眠時間が短くてきつかった。でも、陶芸を学ぶことがおもしろく、すごく楽しい学生生活だった。」と話します。卒業後も、橋本さんの「学びたい」気持ちは衰えず、自ら勉強会グループを立ち上げ、現在も年に数回、恩師の元へ足を運んでいます。

ところで、橋本さんは国体の出場経験をお持ちです。ご出身の愛知県名古屋市から大分市に転居したのは、20才代に入ってから。「友だちを作ろうと、やってみた」ウィンドサーフィンが、とても楽しく、練習を重ねた結果、国体に出場するまでの腕前となったそうです。
何事にも果敢に挑戦し、全力で取り組む。その精神が橋本さんの最大の武器でしょう。

大学卒業から3年を経た2009年、ご両親と暮らす自宅の一角に工房「atelier703」を設立。
作品づくりに汗を流す毎日です。

橋本さんは、製作にろくろを使いません。一つ一つ手捻りで生み出される作品は、手にすると、どこか温かく、ほっこりした気持ちにしてくれます。

2011年には、臨床美術士の資格を取得。
製作の傍ら老人保健施設へ出向き、高齢者のみなさんに陶芸の楽しさを伝えながら、臨床美術を施しています。

●臨床美術(クリニカルアート)・・・
独自のアートプログラムに沿って創作活動を行うことで脳を活性化させ、認知症の症状が改善されることを目的として開発されたもので、現在では、認知症の予防や発達が気になる子どもへのケアなど、多方面で取り入れられています。

「陶芸を通じて、人の心を動かしたい。」と語る橋本さん。
明るく真っ直ぐな人柄、陶芸に対するひたむきな姿勢は、作品を伝って、多くの人の心を魅了しています。

atelier703(アトリエナオミ)
http://atelier703.seesaa.net/

【取扱いショップ】
◆platform04
別府市中央町9-33 Tel:0977-80-7226
http://www.beppuproject.com/mtosbp/mt-search.cgi?limit=8&Template=altsearch&search=%E6%A9%8B%E6%9C%AC

◆RANDY      ※期間限定
東京都港区六本木1-3-37 ARKHILLS ANNEX
Tel:03-3568-2888
http://luluweb.com/?p=692

◆縷縷(るる)
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