スパイラル・ショウケース(南青山)
大分の工芸品展示販売会
「手から手へ くらしの中の道具たち vol.2」 |
Vol.35 |
まだ肌寒い2月の下旬、南青山のスパイラル・ショウケースにおいて、「手から手へ くらしの中の道具たち vol.2」が開催されました。これは、大分の工芸品の魅力を多くの皆様に知っていただくことや、生産者の販路を広げることなどを目的に、大分県と(公財)日田玖珠地域産業振興センターが主催したもので、スパイラルでの開催は2回目となります。
スパイラルは、青山通りに面した複合文化施設で、レストラン・バー、生活雑貨ショップなどで構成されており、会場となったショウケースは、1階エントランス横のガラス張りスペースです。
2月26日午前11時、新しくもどこか懐かしい、くらしの中の道具たち、約200点がずらりと顔を並べました。大分の作り手が一点一点手作りした、自信の品々です。
白を基調としたシンプルで清潔感のある展示は、坐来大分の店舗デザイン監修等を務める、食環境プロデューサー
木村ふみさん((株)エデュウス代表取締役)によるものです。
会場には、連日、20〜40代の女性を中心に、たくさんのお客様がお越しになり、「見比べたいので、お店にある分全部見せてください」等々、とても熱心に商品選びをしていらっしゃいました。
生産者のかけた「これ、私が作っているんですよ」という一言に、少し驚いた、うれしそうなお客様の笑顔がとても印象的でした。
会場の片隅では、生産者が、お客様が手に取って選んだもの、選ばなかったもの、その一挙手一投足を真剣に目で追っていました。
閉会後、ショップ関係の方から「ぜひうちでも展示会を…」といったうれしいお話や、お客様から商品の追加注文も届いているところです。
生産者は、さらに魅力ある商品を消費者の皆様へお届けすべく、展示会でいただいた声や反応をヒントに、日々ものづくりに励んでいます。
大分発の工芸品、今後にご期待ください!
◆会 期:平成26年2月26日(水)〜3月2日(日)
◆会 場:スパイラル・ショウケース(東京都港区南青山)
◆出展者:[竹工芸]
伊藤 憲男
(有)大内工芸
竹楓舎 大谷 健一
松田 浩樹
森 友恵
[陶 芸]
阿南 維也
新井 真之
小鹿田焼 黒木 史人
小鹿田焼 坂本 浩二
坂本 和歌子
指原 邦行
橋本 尚美
林 裕司
無風窯 木 逸夫
[木工芸]
ウッドアート楽
甲斐のぶお工房
神野 達也
工房木輪 大澤 真琴
簀河原 淳
(計19者、順不同)
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