今回は、大丸福岡天神店にて開催された「大分の手しごと展」についてご紹介いたします。7月11日(水)〜17日(火)の7日間、現代の暮らしに映える美しい工芸品の数々が大丸福岡天神店に集合しました。
これは、大分の工芸品の魅力を多くの皆様に知っていただくことや、生産者の販路を広げることなどを目的に、大分県と(公財)日田玖珠地域産業振興センターが主催したものです。
今回は、2月の東京ギフトショーの出展者を中心に、日々ものづくりに向き合い、販路拡大を目指す8社が出展しました。
会場には、伝統的工芸品である別府竹細工をはじめ、天領日田げた、木製カトラリーやつげ細工など大分を代表する工芸品をはじめ、七島藺、小鹿田焼、陶器、刺し子・裂織の衣装など、どれも見ごたえのある品々が販売されていました。
お客様からは、出展者の見事な手仕事に「すばらしい!いいわね〜!!」「これ、どうやって作っているの?」など感嘆のお声を多数いただきました。
また、天領日田げたには、「毎年、楽しみにしていて、去年も買った。」などリピーターのお客様にも多数お越しいただきました。
そして、期間中の土日には、別府竹細工のワークショップを開催しました。
竹細工のワークショップは福岡では珍しく、工芸士の所作に足を止めて見入るお客様が多くいらっしゃいました。
伝統的工芸品「別府竹細工」の代表的作品である「四海波かご」作りにチャレンジされたお客様は、初めて触れる竹ひごの触感を楽しみつつ、講師の丁寧なアドバイスのもと、見事に仕上げられていました。「楽しかった。ありがとう。」「また、やりたい。」のお声とともに、皆様の満足気な笑顔が大変印象的でした。
皆様との出会いに感謝するとともに、大分の工芸品に親しみを感じ、今後も愛用していただけると幸いです。
《出展者(8社)》
○甲斐のぶお工房(カトラリー)
○MIKAI BANBOO(竹細工)
○指原邦行(陶器)
○箸屋一膳(木製箸)
○山下工芸(竹細工)
○開工房(つげ細工)
○工房のむら(刺し子・裂織)
○月隈木履(天領日田げた)
《竹細工ワークショップ》
○小嶋 力
撮影協力 商業・サービス業振興課
|
お客様を出迎える刺し子・裂織の衣装
ずらりと並んだ小鹿田焼
緻密な彫刻が美しいつげ細工
リピーターのお客様が多い天領日田げた
|