「ベリーツ」は大分県が8年の歳月をかけて開発したオリジナル品種です。平成29年12月に「ベリーツ」と名付けられデビューしました。名前の由来は「スイーツみたいなストロベリー」ということからできた造語です。「ベリーツ」の特徴は鮮やかな赤色、甘さだけでなく酸味とのバランスが良く、豊潤な香りです。
販売における期待もあり、30年産の初売りでは1粒約8,000円の値がついたほどです。
今回は、大分県いちご販売強化対策協議会の田中廣幸会長にお話を伺いました。
田中会長は由布市挾間町のいちご農家であり、いちごひとすじ40年の大ベテランです。ベリーツの開発にもアドバイザーとして関わっており、農林水産研究指導センター(豊後大野市三重町)に何度も足を運びました。「大分県が頑張っているのを見ると、農家も頑張ろうと思う。」と話される田中会長がとても印象的でした。
現在(平成31年3月)、大分県のいちごの栽培面積は38.7haで、そのうちベリーツの栽培面積は7haです。面積は全体の2割弱ですが、ベリーツを栽培する農家は県全体214戸のうち160戸と増加しています。
「ベリーツは香りがよく、特に病気に弱いこともないため、作り慣れればたくさん獲れる安心・安全ないちごです。」と田中会長は語ってくれました。また、「形は逆三角形にこだわらず、いびつな四角形のいちごもたくさん栄養を吸収しておいしい。」と教えて頂きました。
坐来大分では、このおいしいベリーツをメニューの中で皆さまにご紹介しています。大分県のいちごの最新トレンドである「ベリーツ」を是非、ご堪能ください。
【坐来大分の「ベリーツ」を使用したメニューは期間限定です。予めご了承願います】
|
ベリーツ
大分県いちご販売強化対策協議会長の田中廣幸さん
愛情をかけて育てています。
「ベリーツ」ロゴマーク
坐来大分のベリーツを使った甘味
甘酒チーズケーキ ベリーツソルベ
|