瀬戸内海南西端、大分県北部に面する豊前海で育てたムール貝をご紹介します。
ムール貝は、ヨーロッパではポピュラーな食材としてパエリアをはじめ多彩な料理に利用されており、フランス、イタリア、スペイン料理として目にする機会も多いと思います。
現在、国内で主に流通しているムール貝の多くは、海外産の冷凍物です。
今回、ご紹介するのは、広大な干潟が広がる栄養豊かな豊前海で養殖されたムール貝です。
春先に生まれた天然の稚貝(豊前海で生まれた貝の赤ちゃん)を半年から1年程度かけて、手塩にかけ、育てていきます。約5メートルの深さに、稚貝を入れたネットを吊し成長させます。収穫後には、手作業で丁寧に一つずつ磨き上げます。綺麗に洗浄した状態で出荷しますので、調理に余分な手間暇がかかりません。
潮の干満差が激しく、広大な干潟が広がる豊前海で養殖されたムール貝は、身が柔らかく、味に深みがあります。
本場、フランスブルターニュ地方で経験を積んだシェフからも豊前海産ムール貝は絶賛されていますので、ご賞味して頂きたいと思います。
【坐来大分の「ムール貝」を使用したメニューは期間限定です。予めご了承願います。】
■ムール貝の問いあわせ先
有限会社 岩本水産
〒879-0608
豊後高田市呉崎751-2
電話0978-22-2054
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豊前海産のムール貝
岩本水産 代表 岩本義彦氏
天然の稚貝を半年から1年程度かけて、大事に育成して収穫
調理の一例
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