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[食 Vol.90] 中津市 / 吾一の黒豚」

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中津市

吾一の黒豚

Vol.90
今回は株式会社梶原畜産の梶原さんが育てる「黒豚」についてお話を伺いました。

中津市山国町の標高500mに農場を構え、気候も涼しく暑さに弱い豚には最適な環境で育成しております。

山国町の大自然で大事に育てた梶原さんの黒豚は“吾一の黒豚”というブランド名で商標登録され、販売されています。

餌にもこだわりを持ち、米ぬか・酵母菌・乳酸菌を混合し発酵させた梶原さんオリジナルを飼料と共に与えることで、腸内環境を整え、健康に飼育しているとのことです。
また、“吾一の黒豚”はひと部屋(10m×5m)に約25頭の豚をのびのびと飼育され、こだわりの餌をいつでも自由に食べるようにすることでストレスなく育てるようにしているそうです。

黒豚の飼育期間は最低でも9か月と一般的に流通している白豚の約6ヶ月に対して、1.5倍の育成期間が必要になります。出産頻度は白豚が約2.4回/年に対して、黒豚は2回/年。出産数も白豚の約12頭/回に対して、約8頭/回と、手間・コスト・出産頻度・出産数からも黒豚の希少性が高いことが分かります。

黒豚は太りが遅いことからその分旨味がのるそうです。
特に“吾一の黒豚”は「脂みが甘く、繊維が細かいため歯切れがいい」とのことです。

“吾一の黒豚”の加工品として「メンチカツ」や「ハンバーグ」へ製造販売もされています。
ぜひ機会がありましたらご堪能ください。

お話を伺った(株)梶原畜産 梶原さん

(株)梶原畜産 農場

豚舎内の様子

子豚の様子

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